日テレの感動強いる体質とみやぞんの男気と

24時間テレビを見ていた娘が一言。「たまには早めに楽々ゴールでいいんじゃない」。そう、今回の24時間テレビ、みやぞんのトライアスロン挑戦は、さすがに「人の人生を何だと思ってるんだろう、テレビって」と憤る内容でした。

笑顔を奪おうキャンペーン?

おばさんの思い込みかもしれませんが、今回の裏テーマに「みやぞんの真顔って?辛いときのみやぞんの素を見よう」」といったものがあったんじゃないかと。

いつも笑顔だけど、素だと怖いんじゃないかという、北野監督の「アウトレイジ」に出れそうな雰囲気を持つ芸人の「アウトレイジ」的一面をテレビで引き出そうという思惑。

疲れて周囲に当たったり愚痴をいったり誰かを睨んだりを見たいという、ちょっと意地の悪い雰囲気を感じました。

結果、そんな場面はなかったんだと思います。ずっと見ていたわけではないのですが、あれば、総集編で、流しているはずなので。

 

人生を奪いかねない炎天下での長時間トライアスロンの意味

あの番組を見て感動した人っているんでしょうか?と問いかけたいです。見ているだけで「膝が痛く」なりました。

スポーツ選手をリタイアしたあとに、体の不調に悩まされている人を知っています。たった1日のテレビ番組のために、タレントの今後の長い人生を犠牲にする可能性がある、という企画はどうなんだろうと。

「ふらふらになりながら走っている」のは美談でなく、いじめです。最近の日大スポーツ関連の事件とかボクシング協会とかが頭をよぎる日本の体育会体質がここでも現れています。

テレビはいつまで「目標に向かって何が何でも頑張れ!」とアピールするのか。。まして、こうした福祉を全面に出した番組でやるのかが謎です。

勇気をもってリタイアする人を希望

いつまでこの番組とこの企画(24時間マラソン)が続くのかわかりませんが、そろそろ「勇気をもって途中でリタイア」する人に出てほしいです。

どんなに万全な体調で練習で挑んでも、リタイアする可能性があるのがスポーツというか日常でしょう。山登りだってリタイアしないで登り続けて大変なことになったりするわけで。

番組に新味がなくなってきて、とうとう健康な男子を破壊するような無茶なトライアスロンまで導入した日テレ、次はリタイアで話題づくりしてほしい。

「途中で辞める勇気」を全面に押し出してほしい。そんな企画が通ることはないんでしょうか。

 

炎上商法のようになっている24時間テレビの24時間マラソン。お笑い番組のなかの企画ではなく、チャリティをうたっている番組なんですよね。

スポンサーリンク