賃貸 おとり広告に釣られてみたら長電話に
SUUMOとかアットホームの賃貸サイトを見ていると、格安なのにずっと残っている物件があります。ほぼ定期借家です。ひどいものだと半年とか。また管理費が異常に高かったり、退去時に数十万の請求約束があったりと、トータルでは安くない物件も多くあります。まあ、おとり広告じゃないというのでしょうが、不動産屋さんは。
おとり広告って何?
SUUMOのサイト内を検索してみたら、こんな記事がありました。
2017年1月より(公社)首都圏不動産公正取引協議会(公取協)と不動産ポータルサイト5社が協力しておとり広告を撲滅する施策がスタートした。
公取協から違約金の措置を受けた不動産事業者は、at home、CHINTAI、HOME’S、マイナビ賃貸、SUUMOに広告掲載ができなくなる。
ここでいうおとり広告とは、格安広告物件を見て電話すると「さっき、決まったばかりです」と別の物件を誘うというもの。掲載されている格安広告物件は実在しなかったり既に借り手がいたりという物件で、掲載された瞬間に応募しても借りられない物件のことです。
進化した「もしかしたら」おとり広告
単純なおとり広告がNGになったからか、進化系のおとり広告が増えています。
定期借家物件
持ち家を転勤中に貸し出すサラリーマン、売却益を狙う収益物件を期間限定で貸し出す大家さん…という人は昔からいました。しかし大抵は定期借家でも2年以上。だいたい5年。うちの近くで転勤中に家を貸し出した人は5年じゃないと借り手がつかないと不動産屋に言われたそうで、なくなく5年と設定したとか。
定期借家は5年が相場?
借りる側からすると、2年だとカーテン買ったりがあるので割高になってしまうので、5年は欲しいところ。大学生が入学するときに借りたとしても4年、転勤で東京に来て借りたとしても2年じゃ短いです。
ところがいま、サイト掲載されているのは、半年とかのもあります。
定期借家1年未満の物件
PCで見ると定期借家と記載されている物件がなぜかスマホだと記載されてなかったり。娘は検索で探してきた物件はまさにそれ。
退去時に修繕費60マン以上かかる物件
敷金がなぜあるかというと退去するときに現状回復するためだと思うのですが、それとは別に退去時に家賃2か月分以上の原状回復費用を設定している物件も。設定家賃が安いので、つい見逃してしまうところに、大きな数字が隠れていました。
「もしかしたら」おとり広告に電話してみる
娘がスマホで見つけてきた物件は、相場よりかなりかなり格安。スマホでは定期借家の記載はないので、「安いよ」と浮かれて報告してくれました。PCではあるんです。定期借家文字。
せっかくなので電話だけしてみることに…
内見も勧められないのはおとりだから…
定期借家が延びることがないのか、金額設定の基準、内見の予約などについて、それはそれは聞きましたが、あいまいな言葉を繰り返す不動産屋さん。内見の約束は、とりあえず実店舗で話を聞いてからということに。
「いつ来れますか?」
と日程決めの話ばかりになります。
希望していないエリアを強く押される
希望するエリアを聞かれたので細かく答えると、最初に希望した物件とは異なるエリアを強く誘導。どうも決めたい物件があるようです。
希望する予算と間取りは分かっているので、その範囲の物件がそこにあるのだと推測。。週末に電話する約束にして、そのときに他物件を紹介してもらうことになりましたが…
当初考えていた通りの流れとなりました。うっかり電話したからね。しかたないです。
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