介護自動車のドライバーに応募してみた

2018-04-23

街中を歩いていると、〇〇デイサービスと車体に文字のあるミニバンを多く見かけます。高齢化社会ですからね。

免許証をうっかりと失効してしまい、車の運転を習った私。運転技能にちょっと自信をつけたこともあり、ドライバー募集に応募してみました。

介護車のドライバー募集

  • 時給1100円
  • 勤務時間 朝7時から9時 14時から16時
  • 経験不問

元タクシー運転手や走り屋さんが応募する仕事ですよね、アラフィフの運転好き(しかも失効経験あり)はどうなの?…と思いながらも、ネットから応募。ポチ。

すぐに折り返しの電話があり、翌日の面接に。主婦でもOKとのこと。運転歴もそう聞かれません。恐ろしく人手不足なのが伝わってきます。

で翌日、横浜にある運転手を派遣する会社に面接に行きました。面接では、まずは志望動機の確認です。「運転が好きなのと、失効で運転技能を基本からやり直し、運転が楽しいと感じたから」が志望動機。この時の面接官のやる気のなさから、これは採用はないと確信。しかし、そのまま適性検査を受けることに。

適性検査の常識的な問題は運転免許の筆記試験とも内容が重なります。あとは、性格判断の問題。そう思う、すこしそう思う、ふつう そう思わない、 全く思わない、的は5段階から自分が該当するところを選んでマークシートを塗ります。

あなたは怒りっぽいですか→ そう思わない

と、自分がというより、運転手に適したものを選んでいきました。当然ですが、とても良い結果だったようです。

この適性検査が恐ろしく良かったおかげで、なぜか仮採用になりました。

運転の練習

採用予定者となった私に次のミッションが。技能テストです。運転免許取得で練習済みだったので、わりに気軽に思っていました。

朝10時に横浜駅で待ち合わせ。面接官だった人が技能も見るようで、運転席で私を待っていました。

「車に乗るところからお願いします」

うっかり失効の技能試験と同じように、前後を見て、後ろを確認してから、車に乗り込みます。タクシー業務や介護車の運転では、こうした免許取得で必要だったセオリーがそのまま実施されます。右折も左折も、ミラー、目視、巻き込み確認は必須です。

 

さて、今回運転したのは、やたらに大きなハイエースでした。介護車といえば、トヨタノアか日産セレナだと思い込んでいたので、この大きさにビビります。まっすぐ走る分にはいいんですが…。しかも、この車、バックモニターもアラウンドビューモニターもついてません。

まっすぐ、右折、左折までは、問題なく運転できましたが、バックにはかなり手こずりました。実際に介護車を運転するときには、路地の家や狭い行き止まりの道なども運転する必要があり、お年寄りや病気の人を乗せるので、家の玄関まで車で行かなくてはならないとのこと。路地にバッグで車を入れるケースが多いとのこと。

バックモニターに慣れている私は、どうしてもモニターなしでバックするのに時間がかかり…。しかも横浜の裏通りは道が狭く、電信柱が出っ張ってます。ちょっと油断すると電柱にぶつかりそう。

合計で5時間の練習が終わったときにはくたくたになってました。

 

結局は、お断りされました…

その後、電話があり、今回の採用はなしとのことに。今回3名を同時採用で2台の車をシフトで回す予定だったんだそうですが、私の他の2人が元タクシー運転手さんということで、私だけ運転のスキルが劣ってしまうので、利用者が安心できないのではと思い…と遠回しに、「運転が下手だからダメです」と。

不思議と少しホッとしました。小学生の通学時間帯と重なるので、万が一にも事故でも起こしたら…という不安が。運転を仕事にすると事故のリスクも高くなります。

「他の仕事があるので、そちらはどうですか?」そのすぐあとに、他の仕事を紹介してくれる電話がありましたが、うっかりな私には向いてないなぁ、と思うようになってたので、そのことを話し、運転手への道はなくなりました。

 

この仕事のメリットとデメリット

メリットは時間の融通が利くということ。朝と夕方が仕事時間なので、日中は家に戻ることができます。だいたい数人でシフトを組むので、急な休みも取りやすいです。

デメリットは事故のリスク。車に乗せているのが高齢者か病院通院の人なので、乗っている人の体調にも気を配る必要があります。通常の事故リスクの他に、急ブレーキや急発進で乗車している人が怪我してしまったら…というリスクも。

 

介護系送迎者の運転手に向いている人

採用側は適性検査を重視していたので、運転スキルよりも、まずは適性があるかが重要なようです。運転は慣れるから…とも言ってましたね。

バックも(私は挫折しましたが)ゆっくり下がればそのうち慣れると思うので、50代女性でも運転が好きな人は採用されると思います。実際に近くを走ってる介護送迎者も女性の運転手が増えています。

 

 

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