台風被害の出た世田谷・武蔵小杉と海抜ゼロメートル地帯

2019-10-14

今回の台風被害で明らかになったのは、各自治体が出している「ハザードマップ」の信頼性。浸水するときは、ほぼハザードマップ通り。私も部屋探しをするときは、必ずハザードマップで物件位置をチェック。そして、工場跡地は避けるようにしていました。

武蔵小杉の数年前は工場地帯

いまから18年ぐらい前、新婚で家を探していたとき、武蔵小杉はどう??という話がでました。これから開発が進むよ、ということ。見に行くと、ただただ工場、そして何もない、マンションを投資資産として購入するならアリかもしれないけど、賃貸で住む場所じゃないと判断し、見送りました。

こんな記事も。

武蔵小杉駅周辺に複数点在していた工場が、次々と他県へ移転。駅徒歩10分圏内に広大な”用地”が出現し、デベロッパーの熱い視線が注がれるようになったのだ

武蔵小杉はなぜ発展した? キーマンに聞く再開発の背景と「これから伸びる街」

工場は製品を洗浄するために多くの水を必要とすることから、地下水が豊富なところや川沿いに集中しています。今は川が暗渠になっていたり道路になっていたりする場合も。道路沿いの工場跡地にマンションができ、その横に家々が建ち、一見すると高級住宅地に見える場所でも、道路の下には水路があり、1階の押し入れがカビるという話も聞いたことがあります。

今回の浸水も、土地の成り立ちを考えると、致し方ないというか。利便性の高い場所なので、地価が急速に下がることはないとは思いますが、低層に住みなくはないですよね、一度水害が起こると。

世田谷の浸水は玉堤と二子玉川?

こちらも20年ぐらい前に行ったときには、家がなかったエリアだと。高台に家があり低地や川沿いには工場や空地だったと記憶しています。ぽつぽつと高級マンションが建ち、景観の良さで人気となり、あっという間にエリア全体が住宅地に生まれ変わりました。

このエリアはそれでも少し高台…

どこに住んでいても災害リスクはあるのですが、なぜかハザードマップで水害リスクがあっても、「世田谷なら大丈夫 っ 」という変な過信があるんですよね。

このあたりの多摩川沿いは治水対策がしっかりされているので、氾濫はほぼないと近隣住人は信じています。広い河川敷が水没することはあっても氾濫はしない、というのが周辺住人の認識です。

今回も氾濫したのは多摩川ではなく、玉堤では丸子川、二子玉川は別の事情のようなので、過去の教訓から多摩川の氾濫対策をされた方々にとって「多摩川氾濫」と言われるのは、心外だと思います。

海抜ゼロメートル地帯と都内

台風が来るたびに「浸水か」と言われる海抜ゼロメートル地帯は、今回も無事でした。神田川も荒川も利根川も耐えました。都内の浸水対策はやっぱりお金がかかってます。

東京オリンピック選手村跡地って

さて、どうなんでしょうね。今回は、勝どきや豊洲エリアは話題にも出ませんでしたが、かなり災害リスクは高いと思います。地震が来れば津波被害も。

それにしても。

最初に報道では関東東海が台風災害が起こりやすいエリアだったと思うのですが、実際に河川が氾濫したのは、東北地方や長野。被害が出ると想像していない人も多かったのではないでしょうか。亡くなられた方、被害にあわれた方の多さに自然災害の怖さと予知の難しさを感じます。

追記 10月16日

武蔵小杉と多摩川氾濫について、テレビ雑誌のニュース多い!
原因について色々言われてますが、 武蔵小杉 の今後が気になります。
まだまだ建設中のタワーマンション多数あるのに……大丈夫?駅、もう一つ作ったほうがいいんじゃないかと。人あふれてるし。

新駅、玉川小杉とかどうでしょう?目蒲線のかわりに横浜⇔蒲田つなぐとか?
(だんだんてきとう)

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