女児虐待ニュースで思うシングルマザーの恋愛は悪なのか

離婚直後に子育てを放棄する女性は周りにもいました。子どもの年齢が小さいと目立ちますが、中学生以上だと表には出てきません。「離婚するなら彼氏作ってからがいいですよ」と職場の女性に言われた話を以前に書きましたが、シングルマザーの不安定な精神状態に付け込む男性は多くいます。

 

目黒区の5歳女児虐待死事件でシングルマザーの孤独を思う

捜査1課によると、船戸容疑者の逮捕容疑は2月末ごろ、長女結愛(ゆあ)ちゃんを風呂場で殴ってけがをさせたというもの。「言うことを聞かないので風呂場で水のシャワーをかけてから殴った」と説明しているという。結愛ちゃんは3月2日夕に搬送先の病院で死亡が確認された。

朝日新聞デジタルより

離婚前から付き合っていた男性と結婚、実家に戻って小学校の同級生と結婚…という話で新しい夫が連れ後を虐待したという話はあまり聞きません。

 

次々と報道される子どもの虐待死

虐待する男性というのは、だいたいシングルマザーになってから知り合った男性が多いです。シングルマザーの孤独と貧困が男を見る目を曇らせているのかもしれません。

以前に週刊文春でこんな記事を読みました。

子どもの虐待が後を絶たない。ある調査によれば、虐待者の第1位は「ひとり親家庭」の「実母」。かわいいはずのわが子に手を上げてしまうのはなぜなのか。虐待経験のあるシングルマザーたちに話を聞くと“ろくでもない男”というファクターの実態が見えてきた。

壮絶ルポ 「ろくでもない男」に狙われる「シングルマザー」(文春オンライン)

 

この記事のきっかけになったのは、下記の事件です。

シングルマザーと内縁の夫(または交際相手)による虐待事件は、枚挙に暇がない。たとえば、2016年1月、埼玉県狭山市の自宅マンションで顔にやけどを負った状態で死亡しているのが見つかった藤本羽月ちゃん(当時3歳)の事件は記憶に新しい。

顔にあざがある写真や無理やり正座させられている写真も報じられ、見る者の涙を誘った。2017年6月、内縁の夫(26)に懲役12年6カ月の実刑判決、実母(24)も懲役13年の実刑が確定した。

壮絶ルポ 「ろくでもない男」に狙われる「シングルマザー」(文春オンライン)

今回の事件と似ています。

虐待が加速する過程で、母親は子どもを施設に入れるという選択肢もあったはずですが、今回のケース同様、自宅での同居を望んで、子どもを死に追いやっています。

前の夫との子どもを虐待するという構図も、死亡したのが愛らしい見た目の女児というのも同じです。

いろいろな要因があるんだと思います。前の夫の面影があるとか。だったら保護施設に入れててくれ…と思いますが、自宅に「その女児」を置いておかなければいけない事情ができてしまったんだと思います。犬や猫なら虐待されたら逃げ出しますが、子どもは自分からは家を出ていきません。正座して謝る、ノートに謝罪を書きづつける、そんな健気で小さな生き物を支配したいという悪魔の気持ちを持つ男性は、その存在も生活には必要なんでしょう。そんな男性に「狙われてしまう」危険性がシングルマザーにあるのなら、まず行政はなんらかのケアをしてほしい、と切に思います。

 

女児だけが多いわけじゃない。

東京都が以前に児童虐待について調査したところ、虐待が疑われるケースは男女ほぼ半数だったとのこと。男女比はほぼないんだそうです。このところニュースとして続いているのが女児だったというだけで、私たちが知らないところで虐待に耐えている男児も多くいるということ。女の子を持つシングルマザーと同様、男の子を持つシングルマザーも、虐待男に狙われてしまう可能性はあるんです。

 

 

 

行政はシングルマザーの離婚後のケアを

離婚するので区役所にいったら、ひとり親世帯の手引きをもらいました。DV夫との別れ方やその後の話も載ってます。

でも連れ子を虐待する男性が多いことを考えると、離婚後のシングルマザーの孤独をどうケアするかを、女性目線で考えてほしいです。

中高生にスマホの使い方を教えるように、シングルマザーにも離婚後に近寄ってくる悪魔の見分け方を教えてほしい。誰だって子どもを虐待したくて離婚を選ぶわけじゃないんです。

 

暴行しない彼氏の見分け方

DV男につかまってしまう女性は、子どもの頃に父親に暴力を受けていた人が多いという記事を読んだことがあります。普段は優しい父親が突然暴力をふるい、翌日になると元に戻っている。そういう原体験があると、暴力を振るわれても予測できるわけです。明日には優しい彼に戻っていると。

暴力をふるう男性は絶対にダメ!という判断がないと、なかなかこういう男性から逃れられません。自分では見分けられないのですから、他人に見分けてもらうしかありません

ダメ男の見分け方とかの指南書はありますが、暴力男につかまってしまう人は「自分には見分けられない」と自覚して、見分けられる人の支援を受ける必要があると思います。

 

行政やNPOに期待するシングルマザーのその後

母子手当があるので彼氏の存在を隠すシングルマザーも多いと聞きます。あえて、彼氏と子供と参加できるシングルマザーの集まりとか、そういうものをやってほしい。できればカウンセラー付きで。

 

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